内科・泌尿器科・人工透析内科
三島内科医院
岩手県盛岡市紺屋町1-34

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過活動膀胱

 
不安な生活から抜け出すために診察・検査を行いましょう

過活動膀胱とは

過活動膀胱とは、少しの尿で尿意を感じたり(頻尿)、急に尿意が高まったり(尿意切迫感)、夜寝ているときにトイレに行きたくなったり(夜間頻尿)、意志に反して排尿してしまったりする(切迫性尿失禁)ことを言います。

40歳以上の男女に見られる比較的身近な病気です。

主な症状

尿意切迫感

精神的な緊張感が高まったときなど、突然強い尿意をもよおす症状です。

何の前触れもなく突然、我慢ができないほどトイレに行きたくなり、我慢するのがやっとという状態になります。そのため、外出するのも不安になってしまいます。

頻尿

朝起きてから寝るまでの間に排尿回数が8回以上の場合を頻尿と言いますが、人によって違いますので、ご自身が今までと比べて「多い」と感じるようになったら頻尿と言えるでしょう。

原因は病気に関わるような場合もありますので、診察を受けていただく方が良いです。

切迫性尿失禁

突然尿意が生じ、トイレまで我慢できずに漏らしてしまう病気です。

原因は、脳や神経、膀胱やその周囲の病気が考えられます。しかし、はっきりとした原因がわからないことも多いため、さまざまな検査が必要になります。

治療は薬物療法と手術療法、行動療法があります。

原因と分類

神経因性の場合

脳と膀胱(尿道)の筋肉を結ぶ神経の回路に障害が起きると、脳からの伝達が上手くできず過活動膀胱の症状が出ます。

  • 脳卒中や脳梗塞などの脳血管障害
  • パーキンソン病などの脳の障害
  • 脊髄損傷や多発性硬化症などの脊髄の障害の後遺症

非神経因性の場合

出産によって、膀胱・子宮・尿道などを支えている骨盤底筋が弱くなったり傷んだりすることがあります。それによって、過活動膀胱が起る場合があります。しかし、加齢による原因が特定できないものが多く存在しています。

治療方法

  • 行動療法
    過度な水分摂取やカフェインの接種などを抑制し、トイレ習慣や環境の改善を行います。
    骨盤底筋を鍛える体操なども有効です。

  • 薬物療法
    抗コリン薬、β3受容体作動薬、フラボキサート、漢方薬など。